【シンガポール高配当株】Singtel(シングテル)株を今買うべき理由

シンガポール高配当株

シンガポールの高配当株の代表格といえば、Singtelが有名ですが、ここ最近の株価は伸び悩んでおり長期目線では今が絶好の買い場になる可能性があるので紹介します。

目次

【シンガポール高配当株】Singtel(シングテル)株を今買うべき理由

Singtel(シングテル)とは

Singtelの正式名称は、シンガポールテレコム (Singapore Telecommunications Limited; Singtel)で、シンガポールの巨大通信企業です。

企業といっても、もともと政府系の組織で、1992年に民営化されました。イメージでいうと、日本の電電公社→NTTグループに近いです。

このため、筆頭株主は今でも、政府系巨大コングロマリットのテマセクグループ(Temasek Holdings Pte.Ltd)です。つまり、99%倒産はあり得ないです。

企業としての歴史は長く、ホームページによると1879年に設立され、東南アジアを中心に約5億人の顧客を抱えています。

Mobile, Fibre Broadband and TV services provider | Singtel
The Singtel Group, Asia's leading communications group provides a diverse range of services including fixed, mobile, data, internet, TV, infocomms technology (I...

最近の動向(ネガティブファンダ)

初めに、シングテルの最近のネガティブな話題について説明します。まさに、泣きっ面に蜂状態です。

業績の落ち込み

まず、業績ですが、コロナの影響で東南アジア事業の停滞やインドのBharti Airtelで引当金を計上した影響もあり、右肩下がりです。

東南アジアでの事業とは、例えばローミング事業です。本来ならば、シンガポールは東南アジアのハブであり、東南アジア各国への旅行や出張の拠点となり、それに応じ、通信のローミング代が収益となっていましたが、コロナ禍で人の移動が制限されてしまったため、このローミングによる収益が落ち込んでしまいました。

テレワーク需要による国内通信需要は上がりましたが、シンガポールだけの内需ではやはり厳しい状況のようです。

Singtelの過去5年間の歳入比較 出典:• Singtel: operating revenue 2020 | Statista

グラフの通り、シングテルの歳入は過去5年間で最も低いものとなっています。

株価の下落

続いて株価の下落についてです。業績が思わしくなく、先行きも見通せない中で、依然としてコロナ前水準を回復できておらず、株価が下落しています。

シングテルの過去5年間の株価推移

長年減配していなかったシングテルですが、2020年減配も決定し、株価が下がり続けました。一時はコロナの下げよりも下げてしまって悲惨な状況が続いています。

個人情報流出事故

2021年2月に、過去にサイバー攻撃を受けていたことが発覚し、約12万9,000人分の顧客データなどが流出したと発表しました。通信の安全を守る会社として一番まずいことをしてしまいました。

シンガポールでは、NRICという国民番号にほぼすべての情報が入っているので、この情報が流出したとなるとかなりまずいことになります。

シングテル提携先のサイバー攻撃、被害確認 – NNA ASIA・シンガポール・IT・通信

情報によると、ファイル共有サービスが乗っ取られたという話で、恐らくランサムウェアによる攻撃だったのではないかと推測できます。

今買う理由

では、ここまでネガティブ要因が続いているのに、なぜ今シングテル株を買うべきか、その理由を説明します。

5G時代の到来

まず、直近の未来を占ううえで、5Gというワードは切っても切り離せません。5Gとは4Gの次の次世代高速通信規格で、高速通信、大容量通信を実現させます。

シングテルは2020年4月にこの5G事業者としての免許を獲得しており、今後5Gを使ったサービスの拡大に欠かせない存在になるはずです。

シンガポールはIT先進国なので、5Gを使ったサービスがものすごい勢いで出てくると思います。これは住んでいた経験から、肌感覚でわかります笑

こうしたサービスの基盤となるシングテルは、やはり今後もインフラ事業者として欠かせない存在であり、徐々に業績も回復していくのではないかと考えています。

テクニカル要因

続いて株価ですが、恐らく1株当たり2シンガポールドルが底値なのではないかと考えています。DBSの投資レポートでもそのようなことが書かれていました。

つまり、今は絶好の仕込み時になる可能性が高いということです。

また、減配したといえど元々高配当な株であるため、インカムゲインも期待できます。

さらに、先ほどのチャートを見ると、青色の200日移動平均線を底値でブレイクアウトしたように見えます。もし、今後200日移動平均線の上で推移していくなら、今後は株価も回復していくのではないかと考えています。

総悲観で買う

株の有名な格言に、「総悲観で買い、総楽観で売る」という言葉があります。

ここまで見ていくと、シングテルはまさに今総悲観の状態で、格言通りでいうと絶好の買い場ということになります。基本的に、株は上がった後買っても意味がありません。上がる前に調べ切って、確信をもってホールドすることで、利益を得ることができます。

私はシングテルの未来を信じて、総悲観の今こそ買いを入れるチャンスなのではないかと考えています。

まとめ

  • シングテルのここ最近の株価は下落気味
  • 業績も下がり続けている。
  • 情報漏洩の事故があった。
  • 5G時代の到来
  • チャートから株価も底打ちしたのではないかと思える。
  • 安値で買える。
  • 総悲観は買い

あくまで、長期目線です。すぐにキャピタルゲインを得られるという銘柄ではないと思っているので、ご注意ください。

おまけ(シングテル株の買い方)

日本からシンガポール株を買う方法

まず、日本からだとSBI証券でシンガポール株を購入することができます。口座開設は下記のリンクから可能です。5分ほどで開設できます。

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シンガポールでシンガポール株を買う方法

シンガポール並びに海外在住者は日本の証券口座が使えないので、その国の証券口座を作ります。

下記の記事で、シンガポールでの証券口座の開き方を解説しているので、良かったら参考にしてみてください!シンガポール在住中は税制面で圧倒的に有利なので、シンガポールに住んでいる間に作成しておくことをお勧めします。

僕がシンガポールで投資してよかったと思う株(高配当) | 海外生活情報ブログ (jotsu.blog)

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