コロナ禍でのドイツへの新規入国(2021年3月時点)~住民登録、VISA関連手続き(追記)

ドイツ&シンガポール情報

目次

コロナ禍でのドイツへの新規入国(2021年3月時点)~住民登録

ドイツで就労する関係で新規入国したので、今の現状などを共有させていただきます。

日本出国からドイツ入国まで

まず、前提として、日本からドイツへの入国は原則できません。入国するには特別な許可を事前に取得しておく必要があります。では、何が必要になるのか。

私の場合、ドイツでの仕事の内定及び就労許可を入国前に取得していました。また、現地の弁護士経由で、入国予定の空港の連邦警察から入国許可の特例を取得していました。よって、新規入国で必要と思われるものは下記の2点です。

  • ドイツでの就労許可
  • 入国予定の空港の連邦警察からの入国許可

もちろん、既にドイツでVISAを持っている場合はこの限りではないと思います。あくまで、新規入国する場合です。

ちなみに、PCR検査の陰性証明は必要ありませんでした。これは、現時点(2021年3月12日)でロベルトコッホ研究所が指定しているリスク地域に日本は指定されていないためです。ただ、最新情報は確認しておいた方が良いでしょう。

RKI – Coronavirus SARS-CoV-2 – Informationen zur Ausweisung internationaler Risikogebiete durch das Auswärtige Amt, BMG und BMI

あと、この状況で乗り継ぎはリスクなので、日本の航空会社の直行便を使うのが良いでしょう。私は、JALのフランクフルト便を使いました。(JAL好き)

空いてて快適。意外と10人ちょっといたかな?

成田にて
シンガから一時帰国した時のタグ( ;∀;)

フランクフルトに着いたら、通常通り入国管理に向かいます。どこかに隔離されることはなく、直接入管に行けます。

入管では、パスポートと、入国許可が出ている旨のメールを担当官に渡しました。色々聞かれるかとびくびくしてましたが、3分くらいで終わりました。多分、入国許可の手続きが事前に済んでいて確認が取れればOK見たいな感じでした。VISAを既に持っている方は、そのままスムーズに行っていたようです。

入国後

リスク地域以外の国からの入国は、特に隔離などはありません。普通に電車に乗って、フランクフルト市内に行けます。フランクフルト中央駅までは5ユーロです。

私はデュッセルドルフまで行く必要があったので、フランクフルトからデュッセルドルフまで電車で移動しました。

一点注意なのは、ホテルは事前に理由をつけて予約をしないと宿泊できないという点です。私は仕事の関係でデュッセルドルフで1か月間マンスリーアパートを借りられましたが、フランクフルトで一泊して休憩、みたいなことはできないみたいです。

デュッセルドルフにて。水と光がきれいね

ドイツでの住民登録(Anmeldung)

ドイツでは居住してから2週間以内に住民登録を行う必要があります。住民登録の証明書がないと、外国人局でVISAの申請を行ったり、銀行口座を作ったり、SIMカードを契約したりすることもできません。

デュッセルドルフで住民登録をするには、まず、下記のサイトで事前予約を行う必要があります。コロナ禍の現在、役所関係は完全予約制なのでご注意を。

Terminvereinbarung (tempus-termine.com)

予約の手順は下記を参照するとわかりやすいです。さすがJACさん。

【ドイツ生活情報】デュッセルドルフでの住民登録 (Anmeldung)について|JAC Recruitment Germany(ジェイ エー シー リ (jac-recruitment.de)

予約は2週間前からできます。ドイツ時間の朝6時半から予約が始まるので、日本時間14時半にスタンバっておきましょう。

申請書はすべてドイツ語です。。参考に申請書を添付します。塗りつぶしてあるところを記入すればオッケーです。

持っていくものは以下の通りでした。

  • 申請書
  • Landloadのサイン入りの証明書
  • パスポート

登録は大体5分くらいで終わります。予約した時間の15分前から入れてもらえるみたいです。

VISAの申請

VISAの申請は、住民登録が終わった後、外国人局で行います。

デュッセルドルフの外国人局は場所が変わったみたいで要注意です。

新住所:Erkrather Str. 377-389

外国人局の敷地の駐車場?のようなところに入って、B379と書かれた緑色の標識が目印です。外国人局は現在完全予約制で、私は会社の弁護士経由で予約を取ってもらったりしました。

当日必要なものは以下の通りです。

  • パスポート
  • VISA用の写真(パスポートの規格の写真、背景は何色でもオッケー)
  • クレジットカードかデビットカード(150€だったか、申請手数料が必要です。)
  • 健康保険加入証明書または保険カード

保険は正直よくわからないのですが、私はここで申請しました。

English | TK

英語で申請できます。申請したら、健康保険加入証明書がメールで送られてきたので、コピーして持っていきました。申請中であることがわかる書類があればよいみたいです。

VISAの申請手続きは、20分くらいで終わったと思います。申請書類など上記必要な書類を提出して、簡単な質問や指紋の登録を行います。

手続き完了後、仮VISAというのが発行されます。一応これがあれば就労できるらしいですが、仮の期間は3か月です。2~3週間したら、VISAのカードができたという通知が来るらしく、それが来たら再度外国人局に取りに行くそうです。(届いたら書きますね)

役所関係の手続きは大変ですね。シンガポールのVISA受け取り以外100%オンラインで完結するあの仕組みは最強だったということがわかりました。

まとめ

入国前に必要なこと

  • ドイツでの就労許可(VISAの受け取りは現地で)
  • 入国する際の空港が属する連邦警察からの入国許可

入国後

  • 住民登録
  • VISAの申請(後で書きます)

入国まで、色々な方に助けていただきました。ありがとうございました。

最後に

日本の皆さん、お忙しいところ一時帰国の際は会っていただいたり話していただいたりありがとうございました。

仕事もプライベートも充実している方がたくさんいて、自分の現状と比較してしまって劣等感を感じてしまって反省しました。

自分は凡人なんだと思って、もう一回、一から頑張るしかないですね。「初心忘るべからず」は常に心掛けているつもりですが、謙虚に頑張らないとですね。

出国前に、物憂げな桜を描いてみました。宇多田ヒカルさんの「桜流し」をリピートしながら。

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