この記事では、海外転職用の履歴書の作り方などを紹介しています。
目次
書類関係の準備
まず、海外で転職活動を始めるには、以下の書類を準備しなければなりません。
- 履歴書
- 職務経歴書
- 英文レジュメ
基本的に、転職エージェントなどに登録する際はこの3つが必要になります。それぞれ、簡単に作り方を解説します。
履歴書の作り方
上記フォーマットを参考に、ワードやエクセルで作成します。必ずマイクロソフトオフィスで作成しましょう。
履歴書のポイントは、簡潔に必要事項だけ記載します。職歴の詳細などは、職務経歴書に記載します。
以下、ポイントを列挙します。
- 履歴書には、名前住所のほか、スカイプIDも記載します。海外就職では、スカイプは必須です。アカウントを持っていない場合は、こちらのリンクから作成しておきましょう。https://www.skype.com/ja/
- 学歴は、高校からです。古い順に書きましょう。
- 職歴も古い順に書きましょう。
- 職歴まで書いたら、右下に以上と記載しましょう。
- 資格も取得日が古い順に書きましょう。※必ず証明書があることを確認しましょう。証明書がない資格は書かないほうが良いです。
- 写真張り付けを忘れずに。証明書撮影機でも、電子版の写真をゲットすることができます。
職務経歴書の書き方
職務経歴書は、今までの職歴を記載するとても重要な書類です。職務経歴書のでき次第で転職活動の結果を左右しますので、時間をかけて作りましょう。
作成のポイントを以下にまとめます。
- 職務要約の欄は、大学卒業後の経歴をまとめましょう。5行以内で良いかと思います。
- 専門分野は、自分が今までやってきた仕事の分野をピックアップして書きましょう。(例:ネットワーク、サーバ、Webプログラミング、など)
- 職務経歴では、所属していた会社ごとに、就業期間、所属、業務内容を記載します。
- 当然、全てを記載することはできません。自分の経歴を整理し、転職で進みたい業界にマッチするような経歴をピックアップしていくのがおすすめです。
- 一方で、思わぬ経歴が評価されたりもするので、自分がこれは頑張ったなと思うことは書いておきましょう。(頑張ったことは面接で語りやすいので。)
- 職務経歴の整理の仕方は、別記事にもまとめてあります。
- 保有資格については、ある場合は記載しましょう。
- 資格については、海外就職の場合は、日本のドメスティックな資格ではなく、世界共通の資格を持っていると良いです。日系企業の現地法人の場合は、国内資格でも良いですが、募集要項の資格要件などを見ると、国際資格が記載されていることが多いです。
- 自己PRは、仕事の実績と関連付けて書くと書きやすいです。ただ、学生の時の就活ほど、ここは見られないので、職務経歴からぴくアップしたものを2,3つほど無難にまとめておけば良いです。
英文レジュメの書き方
英文レジュメも、海外転職をする上で最も大切な書類の1つです。英文レジュメは、よっぽど英語が得意でない限り、職務経歴書が完成した後に書きましょう。
書き方のポイントをフォーマットに沿って以下のとおりまとめます。
- Summary of Qualificationsでは、専門分野について、簡潔にまとめます。例えば、4 years of IT support engineerなど、何年間どんな仕事をやったかといったまとめ方が分かりやすいです。また、保有資格は、Summary of Qualificationsで記載します。(取得日が新しい順)
- Field of Experiencesでは、専門分野について列挙します。Other Experiencesでは、仕事と関連するアピールしたいポイントを書きます。例えば、社内コミュニケーションを英語で取っていた、などです。
- 次に、Work Experriencesです。最初に会社名や部署名、会社の規模を記載します。日本語の職務経歴書と異なり、新しい順に書きます。
- 書き方はシンプルで、どういう仕事をやったかを完結に記載し、それに対する成果を書きます。
- Education Backgroundは大学以上を記載すればオッケーです。
- Languageについては、JapaneseをNative Language、EnglishをSecond Languageと記載するのが多いと思います。Second Languageは、レベルを書きましょう。個々のレベルは自己申告になるのですが、ある程度できればBusiness Levelと書いてしまって問題ないようです。
その他用意しておいたほうが良い書類
転職活動は、上記3つの書類をもとに進みますが、補足の書類として求められることがあったものを記載します。
資格の証明書
資格は自己申告になりがちなので、エビデンスとして書類を求められることがありました。原本をスキャンしてPDFにしておくと良いです。
大学の卒業証明書、成績証明書
こちらは、主にVISAの申請の際に必要になりますが、取得に時間がかかるので、事前に必ず用意しておきましょう。
和文と英文、それぞれ何枚か発行しておき、スキャンしてPDFにしておきましょう。
取得方法は、卒業した大学のホームページを参照のこと
現職もしくは前職の給与明細書(直近3か月分)
こちらは、転職先が給料を決定する際に使われます。シンガポールではVISAの申請でも使うらしいです。
すでに退職している場合は取得しにくいですが、用意してPDFにしておきましょう。
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