【速報!】EUでだし入りつゆ、味噌がなくなる?EUの混合食品規制について

ドイツ&シンガポール情報

ヨーロッパに住む日本人にとって非常にショッキングな内容となりそうです。

目次

EUでだし入りつゆ、味噌がなくなる?EUの混合食品規制について

デュッセルドルフにある日本の老舗スーパー「松竹」

事象1:EUでだし入りつゆ、味噌がなくなる?

まずはこちらのツイートをご覧ください。スーパーからのお知らせで、だし入りつゆ、味噌、ソース、お菓子などがしばらくなくなると書いてあります。。

では、なぜこのようなことになっているのか。

原因:EUにおける新たな混合食品規制への対応について

以下、農林水産省のホームページによると、どうやら、EUにおいて、「混合食品」に対する輸入規制が新たに強化されるようです。

EUへの対応:農林水産省 (maff.go.jp)

混合食品とは、動物性加工済原料及び植物性原料からなる加工食品を指すそうです。以下、具体例です。

  • だし入りみそ
  • つゆ
  • ソース
  • コンソメスープ
  • 中華だし
  • マヨ

え、、日本人の味のベースなんだけど。。これ以外味付けの方法知らないし。。いったいどうすれば。

EUにおける混合食品規制の内容

では、実際に規制される内容はどのようなものでしょうか。元データはこちら

EUR-Lex – 32019R0625 – EN – EUR-Lex (europa.eu)

ちょっとわかりにくいので、農水省の説明を引用すると、「混合食品を輸出する際に、動物性加工済原料がEU 域内外の認定施設由来であること等を証明するために公的機関が発行する公的証明書(Official Certificate)又は事業者による自己宣誓書(Private Attestation)の添付が必要」とのことです。

つまり、混合食品を日本からEUに輸出する際は、認定施設由来であることの証明書(公的機関)が必要になり、各食品企業はこの証明書の取得をしなければならず、これに対応するかは企業次第となり、対応しない場合は販売ストップとなる、という事かと思います。

対応するとなっても、かなり時間がかかることが予想されます。

施行日は4月21日からなので、もう施行されていたのですね。。

そういう意味で、7月から徐々になくなる、という事なんですね。

まとめ

  • 4月21日から、EUにおける新たな混合食品規制がスタートした。
  • これにより、だし入りつゆ、味噌、コンソメスープの素、ソースなどが輸入規制の対象となっている。
  • 規制内容に対応するかどうかは製造元企業にゆだねられるので、EUにおいて、これらの調味料がなくなることが予想される。

EUって、本当に色々と規制が強いですよね。決まりさえ守れば後は自由みたいなところはありますが、決まりがかなり厳しかったりします。

今回の規制もEUらしいですが、日本人の家庭料理に大きな影響を与えそうですね。

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